失敗論

あらゆる場所で、「変わるべき、変えたい」という願いは常に潜在している。

しかし人は成功を求めすぎている。だから試すことにも慎重になる。

責任を誰が取るのか、損失をどうするのか、皆の意見も一致しない。
宙ぶらりんのまま、申し訳ていどの手直ししかできない、そのジレンマ。

もっとたくさんの試行錯誤がなされていい。
おそらく多くが失敗するだろう。失敗し続けるのは当然のこと。

失敗とは何か?

失敗することで開ける道、見えてくる道がある。話し合うこともできる。
修正し、失敗や損失のフォローが必要だろう。

それでもまた挑戦する。あるいは自分たちがだめでも他の誰かへバトンをつなぐ。

失敗とその責任者への罵倒が激しすぎるのだ。
批判するエネルギーを改善策に回せばいい。言い放しで何もしないのも不毛だ。失敗を殺すな。恐れず黙せず、できることを考え続けたい。