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2月 2, 2025の投稿を表示しています

読書、書く栞、ブログ

攻める栞 ここ数年読書ブログを書いている。 読みながら引用したい文や参考箇所が出てくるので、何らかのマーキングが必要になる。そこで編み出した方法「書く栞」について述べておこう。 (以前)ページに丸をつけ、気になった行の上に線を引く→記入をやめ、複数の栞を挟む→栞のかわりに細い付箋を貼る→百均のメモ用紙を断裁し、書き込める栞にした(現在)。 もとは安いメモパッドであるので、切る手間はあるが気軽に使え、終われば捨てるのみ。 百均の店によっては100枚入りのカード用紙なども売っているので、それなら断裁は不要。 メモ用紙は紙質のコシがないので、多く挟んでも本を読むときにじゃまにならない。カードは大きめ・堅めなので、書き込める情報が多いし後で使い回すのに便利。どちらも一長一短がある。 記入内容:該当ページ、内容の概略、気になったポイント、自分の考え、関連ページの記載、など。 ブログ記事を考えるときに、いったんすべての栞をはずして並べたり組み合わせたり情報カード的な使い方が可能。 ページ数を書いておけば、栞を本からはずしてもそのページに再びアクセスできる。栞の情報をもとに、また本へと立ち返る、行ったり来たりしながら記事を書いていく。 ブログにすることの良さ 本を読んで、いったんすべてを忘れられる。 それに尽きる。忘れることで潜在意識に残ったものが、断片的に、蜃気楼のように、再び現れてくる。それが自分にとって大切なこと。 そこでブログを読み返す。納得を得られたり、また違う印象を抱いたり、ブログ記事を書き直すこともある。アルバム写真のような個人的なアーカイブとしても機能する。そして再読したくなることも。もちろん人に感想を伝えたりお薦めできるのも良い。 このようなトータルな読書体験が面白いのだ。 (余談) 私の場合、読書ブログはなるべく感情をよけて書いている。情報を得るのに自分の感情表現はじゃまになる。書かれた感情は過去の自分の感情でしかない。そもそもが本の内容を自分でチョイスして自分の言葉で書いているのだから、それ自体がすでに一つの感情であると思う。