質問へのこたえ 出題/雪原氏(追記 24.3.22)

質問リスト(出題は雪原氏)に答えてみる。 

◯ こだわっていること
表現の仕方(話し言葉、書き言葉、創作)。日々のルーチン(突発的な用事は苦手)。

◯ 思い出せる限りで一番古い記憶
車輪付きの丸い歩行器?の中に入っていた。

◯ その日着る服を決める基準
洗濯のローテーションによる。もちろん天気も。

◯ 普段から「これは気をつけよう」と思っていること
言葉遣いと態度(特に表情と話し方、声のトーン)。しかし実践は難しい。

◯ 夢の中での視点と主人公
一人称視点。ごくまれに三人称、あるいはドラマ仕立て。

◯ ひとの見分け方、覚え方
顔、名前、容姿、服、仕草、話し方、歩き方とか姿勢も。全体の雰囲気。

◯ 寝る時の服装とその理由
パジャマ。幼い頃からなので。ジャージだった時期もあったかもしれない。

◯ 他者からは理解を得られないと思われる好きなもの
言語や哲学的なものへの嗜好。

◯ 本棚の並べ方
そのとき関心のあるものを前面に出して並べる。(この記事の下に追記あり)

◯ プレイリストの作り方(曲順)
Youtubeなどのレコメンドに任せる。いい曲に出会ったら、そのアルバムやアーチストを何曲か聞いてみる。一時的にブックマークすることもある。あとは名前を記憶していればまた聞くが、基本的に一期一会。手元にある楽曲ファイルは昔に買ったもので、普段はほとんど聞かない。ネットのサービスではSoundcloudが好き。

◯ どうしても気になってしまうこと
・自分の創作の意味と内容と態度。それを、そのように、それだけの時間を使う意味はあるのか。どのような意味か。

◯ 自分の体で好きな部分
昔は耳たぶと指。今は胃と肺かな。

◯ しゃっくりの回数の平均値
無限回数出る。一日続くこともある。限界まで息を止めることで、しゃっくりを強引に止める。

◯ くしゃみの回数の平均値
一回。花粉がひどい場合は二回連続。


【ピックアップ】
「本棚の本の並べ方」

本棚は奥行きがあり、手前と奥の2列構成にしている。関心のある本は手にする機会が増えるため、必然的に本棚の手前に並べておくことになる。基本的な場所が決まっているので、差し替えするのは数冊程度。
私の本棚は1本。200冊弱だろうか。漫画や図録が2割、文学・小説が3割、思想や自然科学が5割。「秘伝のタレ方式」で、本を買った分、他を処分する。そのときの関心だけで取捨選択すると、あとで後悔して買い直すはめになる。再読の可能性や、日々の活動で引用や参考にするかどうか、そこを吟味しなくてはならない。
判断を下す自分に「大事に持ってきたこの本まで捨てるのか…」と驚くこともある。また、捨てたと思っていた本がまだ残っていて「あった、よかった!」と思うこともある。
文学については情報よりも「お守り」的な意味合いが生じる。これを脇に挟んでいれば怖いものなし、というか。自分の一部になっていて、ことあるごとに再読し確認、そういうふうな使い方が期待できる本に絞られていく。あるいは文章に味わいがあって、何度も読みたくなる作品など。
このように熟成された本棚は濃く深く、しかし意外に軽妙であるかもしれない。「蠱毒」という毒があるが、本棚なので「蠱書棚」とでも言おうか。

本は熟読して自分なりに消化できれば、手放しやすい。
読書ブログは大いに有用。書くためには読みこむ必要がある。情報として蓄積でき、誰かに読んでもらえるチャンスもある。おそらく映画や音楽などでも同じだろう。書くことで整理され安心し満足を得たうえに、形として残る。

私の読書ブログの記事はおもに思想や自然科学の分野が多い。それらの本は読みこみが必要で、情報が多いから。そうではなくて、書棚に残り続けてきた蔵書について、私ごと的なその本への想いをつづる記事もいつか書いてみよう。