あなたから私までの距離

SNSの話。

自分も、自分がフォローしてる人も、日々いろいろある。
状況が変われば、投稿も変わる。

自分の好み>お付き合い(つまり好みを優先)

で、私はいいと思う。フォローバックなどの気遣いもいらない。
にもかかわらず実際は、相互フォローだとフォローを切るのがためらわれる。

先日、ある人のプロフィールを見たら、私のフォローが外されていたのを知った。
たまたま私もフォローをやめたいと思っていたので、不思議な感じがした。
その人との関係で何かがあった心当たりはない。

私は相互なのでためらいがあったが、その人はどうだったのだろう。

…などと、考えている自分は好きではない。

その後、その人の投稿を読む自分の感情が以前より冷めているのを感じて、それも不気味であった。

…「不気味という自分の感情」を見ている自分も好きではない。

インターネットにいると、そういう少ない情報を通じて、自分が形成される。
さまざまに意識する自分や、他者の印象で作られる自分。

前回、私が読んでいる日記のいくつかについて感想を書いた。
私というただ一人の感想だが、それを読んだ日記の作者に影響を及ぼしたかもしれない。
そう考えると、心の中でチリチリとげる音がする。

何かをすれば→何かに伝わり→何かが起こる。変わってしまう可能性もある。
それは避けられない。面白いとも怖いとも言える。

自分の世界として収支をつけたいのなら、森の奥深く何もない空間で咲いていればいい。
そうでなければ巨大なステージの端っこに躍り出ていき、滑稽に真面目にやればいい。

今までにも、自分の中でおなじ問答を繰り返してきたような気がする。
年齢も景色も変わっていくのだけれど。